アイリスオーヤマから発売されているリンサークリーナーの「RNS-300」は、車のシートを水洗いできるクリーナーです。どうしても水拭きで掃除するしかなかったシートやソファなどを水洗いできるクリーナーなので、隅々までキレイにできます。口コミでも、値段の割に効果が高いとも評価があるリンサークリーナ―を徹底的にレビューしていきますよ!
RNS-300ってどんなクリーナー?
リンサークリーナ―というのは、水と空気の力で汚れを取っていってくれる掃除機のようなものです。水を出して、水分を吸引していく仕組みになっています。汚れを取るというよりも、水でリンスする働きの方が大きいですね。汚れは、洗剤で浮かしていく感じです。
こんな感じで、車のシートだけでなく、カーペットやソファーなども水洗いできるものなんです。
本体は、下の写真の大きさです。
吸引口と水、水を噴射する部分が一体になっている先端と、ホースでつながった本体で構成されています。パット見ると掃除機と同じようなのですが、水を吸い取るということが、掃除機とは異なりますね。
湿式の掃除機と似ていると言えるかもしれません。いずれにしても、お手軽に家庭で車のシートやカーペット、ソファなどを洗える掃除機と言えます。コーヒーなどをこぼしてしまって、雑巾だけでは取り切れないシミも、リンサークリーナ―なら落とせますよ。
注目すべきは、その安さなんですね。プロ用のリンサークリーナ―では、10万円ほどするのですが、このアイリスオーヤマの「RNS-300」なら1万円あればお釣りが来るくらいで買えます。コスパが良いのですが、しっかりと汚れが落とせると評判があります。
アイリスオーヤマ スポット バキューム クリーナー コンパクト 染み抜き 掃除機 RNS-300
実際にシートを洗ってみた
実際にシートを洗ってみましょう。
今回洗うのは、ミラカスタムで10年落ちになります。10年使っているだけに、ぱっと見はキレイなんですが、近くまでくるとシミがあるのが分かりますね~。
見れば見るほど汚いシートですが、どこまできれいになるのか、早速作業に移りましょう。
まずは、洗浄液をスプレーしていきます。今回使ったのは、Tクリスタルのクリーナーです。カークリーニング屋さんと共同で開発しているようなので、今回のシートクリーニング効果にも期待できますね!
天然由来成分を使っているので、作業していても手にあれないことが特徴のようです。
リンクはこちら
Tクリスタル公式HP
早速水で薄めたものをスプレーしましょう。
シュッシュッとかけていきます。自分が思っているよりも、しとしとになるくらいにスプレーしても大丈夫です。後で吸い取っていきますからね。リンサークリーナ―もレバーを引くと水が出てきますよ~。
さぁリンサークリーナ―の出番です。スイッチを入れると、掃除機の音がしますね。ちょっとうるさめなので、夜には使えないでしょう。
そして、レバーを引くと水が出てきます。この水をかけながら、リンスして汚れた水を吸引していく感じなんですね。
ちなみに、このタンクには水だけでなく、お湯も40度までなら入れられるようなので、落ちにくい汚れならお湯を入れるのも良いです。洗剤も入れることができるのですが、泡立つ洗剤が使用できないことになっています。
シミの部分は入念にしとしとにしながら、吸い取っていきましょう。ちょっと注意したいのは、業務用ほどの吸引力はないので、吸い取った後でも、水分は残ってしまうことです。これは後で乾かすしかありませんね。
ポイントとなるのは、汚れは洗剤で浮かすので、リンサークリーナ―を使う前に汚れをシミを浮かしておくことです。シミが濃い部分は、何回かスプレーをして、リンサークリーナ―で吸い取る作業をすると良いでしょう。こんな感じで汚れを浮かすのも大切です。
ちょっと注意したいのは、あまりにも洗剤を使いすぎると、何回も作業したところとそうじゃないところの色の差があることです。使ってみた感じだと、黒いシートだと作業した部分やシミの部分との色の差が気になることもあるかもしれません。
後は、黒だと元のシミの色が残ってしまうこともありました。これはもしかすると、業務用の吸引力がさら強力なものだと大丈夫なのかもしれません。
乾燥には、ドライヤーを使いました。業務用を使ったり、エアーで水分を飛ばせるとすぐに乾くのですが、今回はなかったのでドライヤーで乾かしました。しばらく放置して、乾かしてみると、結構汚れが落ちているのが分かりますね。
これが
↓
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こうなりました!
浮き上がった汚れは、水と共にタンクに溜まるようになっています。タンクは取り外して、汚水を取り出せますよ。
バケツに入れ替えてみると、こんな感じです。
さすが10年分の汚れは相当なものですね。これに毎日座っていたかと思うと、汚いなーというのが正直な感想。期待したよりも、汚れを十分取ってくれました。
まとめ
リンサークリーナ―は、こぼしてすぐであれば、水とお湯で汚れを取れるのですが、シミは洗剤で落とさなければいけません。それで、シミに合わせた洗剤で汚れを浮かしていくことが大切ですね。
それで、洗剤をスプレーで吹きかけてから、雑巾かたわしでこすってみると、汚れをしっかりと浮かすことができました。後は、シミを取り過ぎて、色の変化に注意しておくと仕上がりがキレイになりますよ。
もちろん高価なリンサーであれば、性能も良く汚れもしっかり落ちるのかもしれませんが、自分で作業する分には十分な性能があると思いました。愛車のシミが気になっているという方には、DIYで作業できるおすすめの製品です。
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