夜中にバッテリー上がりしたならどうする?緊急時の対処方法

夜中などすぐに助けを呼びにくいときに、バッテリーが上がってしまうと、「どうしたらよいの?」と焦ってしまうもの。

結論からすると、ケーブルやジャンプスタートできるバッテリーを持っていないなら、ロードサービスやエンジン再始動のサービスを利用するのがおすすめ。

加入しているロードサービスの内容を確認して、適切な対処方法を取るとよいでしょう。この記事では、突然のバッテリー上がりの対処方法をご紹介します。

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目次

緊急時のバッテリー上がり対処法

夜中など、助けを呼びにくい緊急事態になると、「どうすればよいのか」と不安になります。

バッテリー上がりしてしまった場合の対処方法は以下の通りです。

  • ロードサービスに依頼
  • ジャンプスターターを利用
  • ブースターケーブルを利用

JAFやロードサービスを呼ぶ

バッテリーが上がってしまい車を動かせずどうにもならない場合はJAFやロードサービスがすぐに駆けつけてくれます。(混雑など状況にもよります)

JAFや自動車保険やクレジットカードに付帯したロードサービスに加入しているとお得に利用できますが、加入などしていない場合は一般道路だと約10,000~15,000円・高速道路だと約10,000~30,000円の料金がかかります。

(JAFの会員でも物品代や15km以上のレッカーは有料)※ちなみにロードサービスを利用しても保険等級は下がりません。

動かなくなった車の対処のプロですのでまず解決しないことはないでしょう。

JAFロードサービス救援コールは0570-00-8139で全国共通、24時間年中無休、通話料は有料になり、アプリでも呼ぶことができるのはメリット。

また、バッテリー上がりだけでなく故障車扱いで「JAF 故障車けん引」するとなると昼間13,130円、夜間15,230円、またその料金から1kmあたり+730円(会員は15km以上から)

ジャンプスターターを使う

ジャンプスターターとは、小型のバッテリーでエンジンを始動させられるもの。最近では小型化されており、最近ではスマホなども充電できます。充電しておく必要がありますが、助けを求めなくてもエンジンを始動させられます。

ジャンプスターターの使い方の手順は以下の通りです。

  1. 赤いケーブルを+端子に接続
  2. 黒いケーブルを-端子に接続
  3. エンジンがかかったら、すぐにジャンプスターターを外す
  4. 30分~1時間ほど走行する

一度エンジンを始動させたなら、バッテリーに充電するため一定時間走り続ける必要があります。さらに、手順を間違えると故障の原因にもつながるため注意が必要です。

バッテリー上がりに備えておくなら、こちらがおすすめ⇓

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ブースターケーブルで他車に救援を求める

ブースターケーブル自体はクリップがついた太い電気ケーブルで、ホームセンターやカー用品店で購入できます。他の救援車がいればこの方法を利用できます。

手順は以下になります。

1.パーキングやニュートラルに入っていることを確認

2.赤いケーブルを接続する

不動車の赤いケーブル⇒救援車の赤いケーブルを接続。

3.黒いケーブルを接続する

黒いケーブルのクリップを、救援車のバッテリーの-端子に接続。反対側をバッテリーが上がった車のバッテリーの-端子につなぎます。(火花が散っても異常ではありません。)

4.救援車のエンジンをかけ、バッテリー上がりの車のエンジンもかける

そして、救援車のエンジンをかけエンジンの回転数を3000rpm前後まで上げながら1分ほど経ってから不動車のエンジンもかけます。

5.ケーブルを取り外す

そのまま不動車に繋いである黒いケーブルから外していきます。その後は、救援車の黒いケーブル→救援車の赤いケーブル→不動車の赤いケーブルという順に外します。

6.走行して充電する

30分~1時間ほど走りバッテリーに充電します。

ジャンプスターターと同じように車のバッテリー上がりが夜中の場合はできるだけ住宅街ではなく、一定に走行できる郊外を走るようにしましょう。

さらに、ケーブルを繋ぐ手順に注意が必要で、順番を間違えればショートして車に負担をかけてしまいます。また、ケーブルを繋ぐ際に端子に接続したブースターケーブルの反対側のクリップを、車の金属部分に触れると激しくスパークして危険なため、絶対に接触させないように注意しましょう。

 ハイブリッドカーは注意が必要

救援車についてハイブリッドカー、PHEV、EVの場合救援されることはできても他の車を救援できません。なぜならジャンピングスタートによって大電流が流れ、救援側のハイブリッドカーの電源系統やハイブリッドユニットが故障する可能性があるからです。

そのため、必ず同じ電圧同士の車で救援をする必要があります。また、できれば救援車はバッテリーが上がった車よりも大きなバッテリーを持った方が良いでしょう。

バッテリーを新品に交換する

バッテリーには寿命が一般的には2~3年とされます。寿命が原因でバッテリーが上がっている場合は新品に交換しなくてはいけません。

3年以上バッテリーを交換していない車など劣化したバッテリーはブースターケーブルでエンジンをかけても始動する時にまたバッテリーが上がってしまいます。

また、オルタネーターが故障している場合、新品に交換してもすぐにバッテリーが上がってしまいエンジンがかかりません。

もしかかってもまたすぐにバッテリーが上がりバッテリーの寿命を縮めるだけです。不安であれば専門の人に見てもらうのがおすすめです。

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バッテリー上がりの原因

よくある原因としてエンジンが停止した状態で、ヘッドライトやハザードランプ、室内灯を点けたままにしていることです。

電装品がつけっぱなしになっている

車のヘッドライトであれば一晩、室内灯なら40時間ほどでバッテリーが上がるため、夜中のうちにバッテリーが上がっていることもあります。

その他、エンジン停止中に半ドアになっていたり、エアコンやオーディオなどを使用してもバッテリー上がりの原因になります。

長時間車に乗らない

また、長期間車に乗らないことにより、バッテリーが放電されてしまったり、車に搭載されているコンピューターやカーナビの記憶装置が電力をわずかながら消費してしまう原因です。

高級車においてよくあることですが、普段は家に駐車しておき、時々ドライブを楽しむこともあるでしょう。

通常は走ることでバッテリーを充電しますが、一般的には3ヶ月走行しなければ放電してバッテリーが上がってしまうケースもあります。短い距離を乗る場合でもバッテリーが充電されず、かつバッテリーを消費してしまいます。

バッテリーの性能が低下

さらに、バッテリーは寒さの影響で性能が落ちるとされ、外気温が0℃で約80%、−20℃で50%となり、古いバッテリーほど影響してしまいます。

特に冬は夜中の寒さが厳しくなりやすく車のバッテリー上がりが多くなるかもしれません。その他、バッテリーの寿命が原因の場合もあります。

バッテリーの交換費用

費用の内訳としてはバッテリー本体代、工賃、廃棄料となっています。

車の種類や依頼する業者によってバッテリー交換工賃は異なり、

  • ガソリン車:1,000円前後
  • HV車:3,500円前後
  • EV車:45,000円前後

になります。

また、一般的には外国車のバッテリー交換工賃は高めになります。

なお、HV、EV車の場合はメーカー保証で無償交換が適用される場合がありますが、ほとんど交換する必要がありません。

また、新しいバッテリー本体の価格としては4,000円~40,000円程度と幅があり、純正品であれば20,000円が相場となります。

また、工賃と同じくアイドリングストップ車、HV、EV車はバッテリーの値段も高くなりがちです。
その他バッテリーの種類やサイズ、性能、製造国などで価格の違いが出てきます。

ディーラーで交換するとバッテリー本体代だけで30,000円以上はかかるでしょう。

今すぐバッテリー上がりを解決するなら

夜中などすぐにバッテリー上がりを解決したいと思っていても、カー用品店が閉まっている時間なら、ロードサービスを利用するとよいでしょう。

もしロードサービスに加入していないなら、エンジン再始動サービスの利用を検討できます。カーバッテリー110番なら、JAF未加入でも8,800円~からジャンプスタートしてもらえます。

どこでも最短5分で駆けつけてくれますし、作業前には見積もりをして納得してから作業を行ってもらえるので安心。すぐに再始動したいときに利用できるサービスです。

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